マキコのモノオモイ 人前で話す時の不安な気持ちは、人として良い②

前回の、⤵︎つづきです。
人前でお話をする時に、感じる不安、
残るは、 

何を話したらいいか分からない。
言いたいこと、伝わるかな。
そんなキャラじゃないのに。
ですが…

まずは、
何を話したらいいか、分からない…

予め、「○○についてお話しする」と
分かっていたら、不安はないのですが
例えば、
朝礼とか、自己紹介に、
何か加えてお話しする、とか、
そんな場面に訪れるかな、と思います。

これはですね、話す内容について、
大爆笑を狙え!とか、
お涙頂戴の感動を!とか、
なにか凄いことを!とか、考えちゃうと、辛いですね。
でも、
「お話ししてください」
なんて言われたら、
「期待に応えなきゃいけないかな」って
思うのが人ってもの。

なぁんだ、残念、なんて思われたくない、
って、私も思う方ですし、すごく分かります。
それに、人様の人生の時間を、何分か頂くのですから。


これはですね、
日頃から、
自分の五感で感じた事を
ストックしておく、
のが、
地道だけど、一番だと思います。

天気とか自然、とか、
今、世の中賑わいを見せている事とか、
これから起こりそうなワクワクな事とか、
職場で感じた事とかを
形容詞、形容動詞、例え、をつけて。

そして、ストックしていた季節感のあるものは、
新しいもので上書き保存。
常日頃、感じた事を留め置いておく。

自分の五感、というのがポイントで、
そのストックしたことは、
あなたの事で、
本当の事で、嘘じゃない。
そう、嘘は信頼を失いますから。
このことはまた別の時に。

「何か話してください」
と言うテーマを持たない振りは、
「あなたの事を話してください」、です。
だから、
自分が感じたことを、話す。
そのためには、
日頃自分が感じたことをストックしておく。
日頃、あんまり何にも感じないし、思うことないよ…
な方は、
これは、もう、申し訳ないです、トレーニングあるのみですねw
例えば、
これ↑。
話題豊富な方って、
自然現象にも、社会的なことにも、感受性を持って見ている、
という事は、あるものです。


これを伝えたい!となった時、
『あれ?伝わってる?』と、
不安になるのは、
これは、 
いい事です。 

堂々とした雰囲気でお話しするのは、
とてもかっこいいし、説得力がありそうですが、
例えば、
専門用語の羅列、分かりづらい例え、数字ばっかり…
聴いている皆さんが、置いてけぼり、だったら…

これは、お話しする時間の長さにもよりますし、
どんな集まりかで、何をどこまで詳しくお話しするかも、変わってきますが、

せっかくお話ししているなら、
分かってもらうように、話す、ということ。

なので、分かってもらえているかな、どうかな?
お話している時は、
顔を上げて、聞いているみなさんの反応を見ることが、
大切だったりもします。



わたし、そんな人前で話すようなキャラクターじゃないのに…

そう思いながら人前に立つってしんどいですね。

そもそも、話す、ということについて。
残念ながら、
人間は話すと言うコミュニケーションをしたい生き物。
LINEにも、メッセンジャーにも、
電話機能があります。
ね、ほら、やっぱり話したい。
しかも、思いものせて話したい。
世の中、
在宅ワークでも、遠隔で、ネットワーク繋いで仕事をするにしても、
文字のやりとりだけじゃない。
結局は、
画面を通して、顔を合わせて、お話していませんか?

わたしは、
キャラじゃない、って言ってられない時代になってしまった、
そんな感じがしています。
むしろ、話すスキルが、求められている。
流行りのclubhouseなどは、そうではないでしょうか?
clubhouseは、気持ちを満たすとともに、試されるかもなぁ
とも、私は感じていますが…
 
少し話が、あちこちに行ってしまい、
ああだ、こうだと書きましたが、

『人前で話すようなキャラクターではない』は、
それでいいと思います。
ただ、
伝えるべきは伝える、をしないと、
損をする事がある、そんな世の中になっている、
そんな気がします。

おしゃべりが過ぎる人も、ちょっと困りものですが、
ここぞで、自分の事、思いをのせて、
それも、本当の事を話す。
話さなければならない時に、話す人は、
もしかしたら、
誰より信頼のおける人になるかもしれません。

私は話すことに対しての考え方は、
話す相手と、一対一も、
一対大勢も、
そんなに変わりはないと感じています。

そんなに、なので
ほんの少しだけ、
やる事はあるのですが、それも、また、別でお話を。



と言うわけで、
人前で話すことの不安について、
私なりに思いあたることを、書いてみました。

この後半は、
ちょっとがんばってみましょうか、と、
トレーニングが必要だな、と感じた方がいたかも知れませんが、
こうは言いながら、
わたしは、
自分らしさは、忘れないで、とも言いたいです。

無理に大きな声を出して、
無理に興味のない仕入れて、
無理に、苦手な事をやる、
で、
なんか、具合悪いよ、なんて事は、
全くお勧めしません。
もし、この記事で、
うん。そうかも!
って思ってもらえたら、嬉しいです。

では、また。

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