マキコのモノオモイ あれ?どうだっかな?と思うこと その2
仕事をしていて、その経歴が長くなると、
聴いてくれた人から
自分の評価を言ってもらえなくなる。
新人の頃、
指導してくれたディレクターやアナウンサーに、
そう言われてきました。
だって、
ベテランだし、
先輩だし、
年上だし、
それでいいと思ってるみたいだし、
それでここまで来たんだし、
で、次の人、来るんでしょ。
タモリさんは、
長くやっていたテレビ番組のMCについて、
振り返らない、反省しない、って
何かでおっしゃっていました。
なるほど、と思います。
そんな方もいらっしゃいますが、、、
特別です、たぶん。
私が尊敬するアナウンサーは
番組のあと、
自分より若いディレクターに
「今日、どうだったかな?」
と尋ねるそうです。
表現出来てきたか、
フリートークは楽しめるものだったか、
しっかり伝えられていたか、
引き出せていたか、
聴きやすかったか、
どんな印象で聴こえたか。
ディレクターの彼は率直に答え、
アナウンサーはしっかりと聞くそうです。
ほとんどが定年前に、アナウンサー職を離れる中、
定年までアナウンサーでいられる理由がそこにあると、
私は思っています。
私は、『自分らしさ』の中で
仕事をしたいと思っています。
仕事でなくても、プライベートでも。
でも、
『あれ?どうだったかな?』
と思うことって大切だなぁ、
と思っています( ´ ▽ ` )
0コメント